胃カメラの費用は保険適用される?保険適用外になることも

胃カメラの費用は保険適用される?保険適用外になることも

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2025年2月17日

「胃カメラ検査って保険適用されるの?」「自費だと高額になるって聞いたけど…」
このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。胃カメラ検査は、胃の不調や病気の早期発見に欠かせない検査ですが、費用面が心配でためらってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

胃カメラ検査は、基本的に保険適用となります。しかし、適用される条件や、検査の内容によっては自己負担額が変動する場合があります。

この記事では、胃カメラ検査の費用や保険適用について詳しく解説します。検査を受けるべきか迷っている方、費用について詳しく知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

胃カメラの費用は保険適用される?保険適用外になることも

胃カメラ検査とは?

胃カメラ検査(正式には上部消化管内視鏡検査)とは、口から内視鏡と呼ばれる細い管を挿入し、食道・胃・十二指腸の内部を観察する検査です。内視鏡の先端にはカメラが付いており、モニターに映し出された画像を見ながら、医師が詳細に粘膜の状態などを確認します。

胃カメラ検査は、胃の炎症(胃炎)、潰瘍、ポリープ、がんなどの病気の早期発見に非常に有用です。また、組織の一部を採取する生検を行うことで、より正確な診断を下すことも可能です。

近年では、内視鏡の技術が進歩し、より細い内視鏡や、鼻から挿入する経鼻内視鏡も登場しています。これにより、検査中の苦痛や不快感が軽減され、より多くの方が安心して検査を受けられるようになりました。
また、ご希望の方には鎮静剤を使用し、リラックスした状態で検査を受けていただくことも可能です。

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胃カメラ検査で保険が適用される条件(保険適用)

胃カメラ検査は、以下の条件を満たす場合に保険適用となります。

医師が必要と判断した場合

  • 胃の痛み、不快感、胸やけ、吐き気などの症状がある場合
  • 健康診断などで異常が見つかった場合
  • 過去に胃の病気にかかったことがある場合
  • 胃がんのリスクが高いと判断された場合

検査目的が病気の診断や治療である場合

定期的な健康診断や人間ドックでの検査は、基本的に保険適用外となります。

ただし、人間ドックで異常が見つかり、精密検査として胃カメラ検査を行う場合は保険適用となります。 上記以外にも、ピロリ菌検査で陽性になった方の治療前の胃カメラ検査も保険適用となります。

保険診療は基本的に全国どの医療機関で受けても金額は一律ですが、検査内容や、使用する鎮静剤の種類、特殊な内視鏡を使用する場合などによって自己負担額が多少増減する場合があります。検査前に費用についてご不明な点があれば遠慮なくご質問ください。医師、または医療スタッフより説明させていただきます。

胃カメラ検査で保険が適用されないケース(保険適用外)

胃カメラ検査は基本的に保険適用となりますが、以下の場合は保険適用外となり、全額自己負担となることがあります。

健康診断や人間ドックでの検査

病気の診断や治療を目的としない検査は、基本的に保険適用外です。
ただし、人間ドックなどで異常が見つかり、精密検査として胃カメラ検査を行う場合は保険適用となることがあります。

医師が必要と判断しない検査

特に症状がない場合や、胃がんのリスクが低いと判断された場合などです。
この場合でも、自費であればご本人様の希望するタイミングで検査を受けることは可能です。

検査目的が美容やダイエットなど、医療行為とみなされない場合

例えば、胃の中の食べ物の状態を確認したいといった理由での検査は保険適用外となります。

胃カメラ検査の費用

胃カメラ検査の費用は、保険適用か自費か、検査内容、医療機関によって異なります。

保険適用の場合、自己負担額は3割負担で約5,000円〜14,000円程度が目安です。ただし、検査内容によっては追加費用が発生する場合があります。

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まとめ

この記事では、胃カメラ検査の費用や保険適用について解説しました。胃カメラ検査は、胃の病気の早期発見・治療に欠かせない検査です。検査費用については、基本的に保険適用となりますが、検査内容や条件によっては自己負担額が変動する場合があります。

当院では、患者様の負担を軽減するため、保険診療を基本としています。
また、最新の内視鏡機器の導入、経験豊富な専門医による検査、鎮静剤の使用など、患者様が安心して検査を受けられる環境を整えています。
胃の不調や症状でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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記事監修

院長 石岡 充彬

院長 石岡 充彬

日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医

2011年秋田大学卒業。2018年より国内随一の内視鏡治療件数を誇るがん研有明病院の内視鏡診療部にて研鑽を積み、2021年同院健診センター・下部消化管内科兼任副医長。都内最大手内視鏡クリニックの院長職を経て、2024年、日本橋人形町消化器・内視鏡クリニック開設。

詳しい経歴や実績については、こちらをご覧ください。

 

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